| リフォーム箇所 | 間取り変更(WIC新設)、 壁・天井造作(R加工・間接照明)、 フローリング張り替え 、システムキッチン交換 、洗面化粧台交換 、トイレ交換、 浴室交換、 壁・床材張り替え 、ガラスブロック新設 、収納新設(可動棚、上吊り収納など)ほか | 所在地 | 長崎県長崎市 |
|---|---|---|---|
| 間取り | 3LDK | 構造 | 鉄筋コンクリート造(RC造) |
| 延床面積 | ‐ | 築年数(完工時) | 10年 |
| 建築費 | 約1600万円 | 施工期間 | 6ヶ月 |
| 設計・施工 | すまいるリノベーション |
大きは変更点は、右上の2つの洋室です。2つの洋室の間にあるクローゼットを取り払い、奥の洋室をご家族の衣装部屋として再生するプランをご提案しました。
関東から長崎への移住を機に、中古マンションのリノベーションを決断されたお客様。ホテルライクな高級感と、細部までこだわり抜いた高い機能性を両立させた上質な住まいがここに完成しました。
東京にお住まいだったK様ご夫婦は、奥様のご実家がある長崎への移住を決められました。それに伴い、中古マンションをご購入され、物件を活かした上質なリノベーションをご依頼いただきました。
お客様のご要望は、主に以下の3点です。
◉ホテルライクな高級感の実現
◉風通しと視線に配慮した開放的な空間づくり
◉奥様の使い勝手に特化した大容量の衣装部屋(WIC)
遠方にお住まいだったため、打ち合わせは主にオンライン(Zoom)で実施。関東のショールームでご覧になった商品のデータを長崎へ取り寄せ、一つひとつ丁寧に検討を重ねるというプロセスで、細部にわたるこだわりを実現していきました。
上質な空間づくりを実現するため、デザインテーマは「柔らかな曲線美と光の調律」に設定し、全面リノベーションがスタートしました。

直線的な要素が多いマンション空間に、R状の開口部や壁の角を丸くする造作を取り入れ、視覚的な柔らかさと、光を拡散させる効果をプラス。

さらに、間接照明を随所に仕込むことで、影のない均質な光ではなく、空間に奥行きとムードを生む「光の調律」を施しています。これらの工夫が、全体にわたって高級感のあるエレガントな雰囲気を演出しています。
購入されたマンションは築10年ほどで、リフォームなしでもそのまま住めるほど状態も良好でしたが、お客様のご要望やライフスタイルに合わせ、間取りを抜本的に見直しました。
こちらはリフォーム前の間取り。主な変更点は、図面右上にある2つの洋室です。
今回は、2つの洋室を隔てていたクローゼットを解体し、広々としたひとつなぎの空間に変更。手前の洋室を寝室に、そして奥の洋室を「書斎兼大容量の衣装部屋(WIC)」として再生させました。

こちらが手前の寝室部分。

こちらが書斎兼衣装部屋です。同じ空間でありながらも、寝室側は一日の疲れが癒せるよう、落ち着いた色調で統一。仕事や趣味など多目的に利用できる書斎兼衣装部屋は、石積調タイルを使いスタイリッシュに仕上げました。

クローゼットを撤去したぶん、書斎兼衣装部屋に大容量のクローゼットを新設しています。鏡付きのクローゼットの中には二段型のハンガーパイプを設け、デッドスペースを作らないよう工夫しました。

変更後の間取りです。3LDKから2LDKになりましたが、使い勝手が良く、リフォーム前よりもより広々とした住空間へ変化しました。
「開放感と風通しの良さ」というご要望に基づき、キッチン背面の壁をR状(アーチ型)に開口しました。


柔らかな曲線が空間のアクセントとなり、視線が奥まで抜けることで、キッチンから廊下へのつながりを創出。空気の流れもスムーズになり、快適なキッチン空間を実現しました。
リビングでは、天井の角をR状に造作し、そこへ間接照明を仕込むコーブ照明を採用しました。
ガラスブロックで光を柔らかく分散
もともと壁があった箇所にはガラスブロックを新設しました。


これにより、プライバシーを守りながらも、光を柔らかく分散させて奥の空間へ届けることが可能に。空間のつながりとデザイン性を両立させています。
水回りには、お客様ご自身で検討されたメーカーのハイグレード製品を採用しています。キッチンはタカラスタンダードのシステムキッチン「レミュー」を採用。

既存のタイルフロアに合わせ、キッチン側のカウンターにはサンゲツ「リアテック化粧フィルム」(大理石調)を貼り、違和感のない統一感と高級感を演出しています。

また、洗面空間の壁にはサンワカンパニーの石積調タイルを採用し、重厚な質感とデザイン性を追求。お客様ご自身でお選びになったミラーと照明が美しく調和し、ラグジュアリーな雰囲気を高めています。

トイレ空間もお客様の強いこだわりを反映し、個性的なクロスと大理石調のフロアタイルで、他にはないホテルライクな空間に仕上げました。

お風呂は、タカラスタンダード「プレデンシア」を採用。最高グレードの鋳物ホーロー浴槽が特徴で、抜群の保温性・耐久性を誇るシステムバスです。見た目と機能性の両方を追求しました。
長崎という新しい土地で、K様ご夫妻の理想が詰まった理想の住まいが完成しました。天然木に近い朝日ウッドテックの突板フローリングや、柔らかな光で空間を優しく包み込む間接照明など、その一つひとつにお客様のこだわりが光ります。
デザインテーマである「曲線美と光」を形にすることで、日々の暮らしにゆとりと満足感をもたらす、上質な邸宅が実現しました。
職人さんの手当が大変な昨今、本当に丁寧な仕事をしていただける職人さんをご手配頂き本当に有難うございました。色々とこだわった分、納得のいくリフォームが出来ました。今後ともよろしくお願いします。
今回のリノベーションは、お客様のこだわりと当社の提案力が融合し、長崎での新生活にふさわしい上質な空間を実現しました。
遠方からのご依頼やハイグレードなデザイン要望にも、オンラインでの丁寧な対話と確かな技術でお応えします。長崎で理想のマンションリフォームを叶えるなら、ぜひ「すまいるリノベーション」にご相談ください。
K様
K様のこだわりを実現する為、営業、設計、現場スタッフ共に精一杯頑張りました。
私にとっても今までで一番印象に残る素晴らしい現場となりましたし、勉強になりました。
ただただ感謝です。今後ともよろしくお願いします。