築20年を迎えたK様邸では、キッチンや浴室、洗面台、トイレなどの水まわり設備に年月を感じるようになっていました。なかでもキッチンは、収納の少なさに加えて作業する手元が暗く、空間全体にも閉塞感がありました。
また、リビングや和室では冬場の寒さや窓の結露に加え、日差しの強さも気になる状態に。設備の古さだけでなく、一年を通した室内の快適性にもお悩みを抱えていました。
| リフォーム箇所 | ユニットバス・システムキッチン・洗面台・トイレ入れ替え、内装リフォーム、内窓取付、外壁塗装 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県西彼杵郡長与 |
| 間取り | 4LDK |
| 構造 | 木造2階建て |
| 延床面積 | 107.00㎡ |
| 築年数(完工時) | 築20年 |
| 建築費 | 543.1万円 |
| 施工期間 | 1ヵ月半 |
| 設計・施工 | すまいるリノベーション |
大きな間取り変更は行わず、12帖のLDKと6帖の和室、水まわり、2階の居室など、これまでの住まいの配置を活かしてリフォームしました。1階ではキッチンや浴室、洗面化粧台、トイレなどの設備を一新し、キッチンの吊戸棚や下がり壁を撤去して、リビングからの光が届きやすい開放的な空間へ。あわせて一部の扉の位置や開き方、浴室入口などを調整し、既存の間取りを活かしながら、毎日の使いやすさと快適性を高めています。
築20年を迎え、キッチンや浴室、洗面台、トイレなどの水まわり設備に年月を感じるようになっていたK様。時津店のイベントへご来場いただいたことをきっかけに、住まいのリフォーム計画がスタートしました。
設備を新しくするだけでなく、暗さや収納の少なさが気になっていたキッチンを、明るく使いやすい空間にしたいというご希望も。また、リビングや和室では冬場の寒さや結露、強い日差しにも悩まれていました。
設備選びではショールームにも同行し、お客様が迷われている部分について一緒に検討しながらプランを決定。内装はシンプルで落ち着いた雰囲気をベースに、アクセントクロスを取り入れて空間ごとの表情も楽しめる住まいを目指しました。
さらに今回は室内だけでなく、築20年を迎えた外壁も塗装。住まいながら約1か月半にわたって、内外装をまとめてリフォームしました。
リフォーム前のキッチンで特に気になっていたのが、作業する手元の暗さでした。
そこで、キッチン上部にあった吊戸棚と下がり壁を撤去。リビング側からの光がキッチンまで届きやすくなるようにし、これまで感じていた閉塞感も軽減しました。間取りそのものを大きく変えなくても、視線と光が通ることで空間の印象は大きく変わります。
新しいキッチンには、クリナップ「ラクエラ」を採用。収納の少なさもお悩みだったため、設備の入れ替えとあわせて収納面も見直し、日々の調理がしやすいキッチンへと整えました。
【Before】

吊戸棚と下がり壁によって、手元に光が届きにくかったキッチン。
【Before】

リビングとの間に下がり壁があり、キッチンに閉塞感がありました。
【施工中】

吊戸棚と下がり壁を撤去し、リビングから光が届く空間へ。
【After】
クリナップ「ラクエラ」を採用した、明るく開放的なキッチン。
【After】

視線が抜け、LDK全体にもつながりを感じられるようになりました。
K様がこだわられたポイントのひとつが、室内のコーディネートです。
全体はシンプルでシックな雰囲気にまとめながら、場所ごとにアクセントとなるクロスを採用。キッチンまわりのレンガ調やトイレのアクセントクロスなど、空間ごとに変化をつけました。
また、既存の内装は比較的きれいな状態だったため、すべてを新しくするのではなく、必要な部分を中心に施工。リビングでは天井や一部の壁などに範囲を絞り、活かせるものは活かしながら、新しい設備やインテリアになじむ空間へ整えています。
【After】

白レンガ調のクロスをアクセントに、キッチンまわりに表情をプラス。
【After】
洗面室にもグレーのアクセントクロスを取り入れ、落ち着きのある印象に仕上げました。
リビングや和室では、冬場の寒さや結露に加え、窓から入る強い日差しもお悩みでした。そこで今回のリフォームでは、既存窓の室内側に内窓を設置しています。
窓まわりの断熱性を高めることで、外気の影響を受けにくい室内環境へ。国のリフォーム補助金も活用しながら、設備だけではなく住まいの快適性にも目を向けました。
完成後には、お客様から「エアコンの効きがよくなった」とのお声も。内窓を設置したことで、実際の暮らしの中でも変化を感じていただけました。
【Before】リビングの既存窓

寒さや結露、強い日差しが気になっていた窓まわり。
【Before】

リビングに隣接する和室も、窓から寒さが伝わる状態でした。
【After】
既存窓の内側に内窓を設け、窓まわりの断熱性を高めました。
【After】

和室にも内窓を設置。冷気をシャットダウンするのはもちろん、結露防止にもつながります。
築20年を迎え、古さが気になり始めていた浴室・洗面台・トイレも、今回のリフォームでまとめて交換しました。
浴室にはLIXIL「リデア」、洗面化粧台にはTOTO「オクターブライト」、トイレにはPanasonic「アラウーノ」を採用しています。
毎日使う水まわりだからこそ、見た目を新しくするだけでなく、これからのお手入れや使い勝手も考えながら設備を選んでいます。完成後には「水まわりが快適になった」とのお声もいただきました。
【Before】
大切に使用されていたものの、経年による古さやお手入れのしにくさが気になっていた浴室。
【After】
LIXIL「リデア」へ交換し、使いやすくすっきりとした浴室へ。浴室全体の断熱性能も向上し、冬でもあたたかさが持続します。
【Before】

長年使用してきた洗面化粧台も、より使い勝手が良いものへと一新します。
【After】
TOTO「オクターブライト」を採用した新しい洗面スペース。高輝度のLEDライトで、身支度の際も顔全体を明るく照らしてくれます。
今回のリフォームでは、「何でも新しくする」のではなく、既存の状態を見ながら施工範囲を決めています。
特にリビングは既存の内装が比較的きれいだったため、クロスの張り替えは天井と一部の壁を中心に施工。まだ十分に使える部分を残すことで、必要なところに予算をかけられるようにしました。
また、和室では今後の使い方も考え、将来的に棚を取り付けられるよう壁に下地補強を実施。その施工に伴って壁や天井の内装も整えています。
【Before】

状態の良かった内装は、活かせる部分をそのまま残しました。
【After】

必要な部分に絞って内装を整え、新しいキッチンともなじむLDKへ生まれ変わりました。
今回のリフォームでは、室内とあわせて外壁塗装も行いました。
築20年を迎え、今回が初めての外壁塗装。塗料選びでは、これから先のメンテナンスも考えて高耐久塗料の「スーパームキコート」を採用しました。
施工は下塗り1回・上塗り2回の3工程で仕上げ、雨樋や付帯部などもあわせて塗装。玄関タイルなどはバイオ洗浄も行い、長年の汚れを一掃しました。
また、工事時期が梅雨と重ならないよう、室内工事に先立って外壁塗装から着手。仕上がりだけでなく、天候も考慮しながら工事の順序を調整しました。
【Before】
築20年を迎え、今回初めて外壁塗装を行います。
【施工中】

下塗りから上塗りまで、工程を重ねて丁寧に仕上げます。
【After】

外壁を塗り替え、住まいの外観もすっきりとリフレッシュ。グレー×白の組み合わせで、スタイリッシュな住まいに仕上がりました。
今回のK様邸では、大きく間取りを変えることなく、築20年を迎えた住まいの気になる部分を一つひとつ見直しました。
暗さや収納不足が気になっていたキッチンは、吊戸棚と下がり壁を撤去することで、リビングから光が届く明るく開放的な空間へ。水まわり設備を一新するとともに、リビングや和室には内窓を設置し、寒さや結露、日差しへの対策も行っています。
一方で、状態の良かった既存の内装はできるだけ活用。すべてを新しくするのではなく、必要な部分を見極めながら施工することで、こだわりたいところにしっかりと手をかけました。さらに外壁には耐久性を考えた塗装を施し、室内だけでなく住まい全体をこれから先も長く暮らしていくために整えています。
完成後には、「水まわりが快適になった」「キッチンの作業する手元が明るくなった」「エアコンの効きがよくなった」と、暮らしの中で変化を実感していただけました。見た目を新しくするだけでなく、これまで感じていた不便や不快を解消し、これからの暮らしをより心地よくするリフォームとなりました。